職場で自分として「こんなに頑張っているのになぜ評価してもらえないのだろう?」
と思っている方はいないでしょうか?
また、自分の部下はいつも頑張っているのに結果が出なかったり空回りしていてどうにかしてあげたい。という思いの方もいれば、何度も教えているのに暖簾に腕押し状態で「全然覚えない」だとか、同じミスを何度もしてしまう部下が居て困っているという方もいらっしゃると思います。
本記事では、こんな方にどのような特徴があるのかと、どのようにこの状況を改善すればよいかについてお伝えしたいと思います。
評価されない人の特徴
やる気だけが先行している
やる気はとてもあるのに本当にやるべきことがわかっていないので、やらなくても良い仕事をしてしまっている。
空回りする
頑張っているのに本当にやるべきことがわかってないので空回りしてしまう。
承認欲求が高い
周りからしたら当たり前のことや、ちょっとうまくいったことをやたらを自慢してします。仕事の内容以外でも「私は昨日1時間しか寝てない」という睡眠時間が短いことをアピールしてきたり、「昨日の飲み会でビール12杯飲んだ」などと飲んだビールの杯数を自慢してくる。
仕事が評価される人からすると、仕事量や仕事の内容含めて自慢してくるレベルが低い。
仕事量をアピールする
仕事の質が悪くやってもやらなくても良い仕事に時間をかけて、「こんなに頑張っているのに評価されない」と結果よりプロセスを重視する。
優先順位がつけられない
ほんとにやるべきことが分からず、やってもやらなくても良いような成果の出にくい仕事ばかり選択して、優先順位が高い重要な仕事はやらなくても良い仕事に時間を割きすぎて時間切れになる。またはそもそもそれをやろうとしなし。
選択と集中ができていない
優先順位がつけられないので、難易度が低い優先順位が低いものに注力してしまう傾向にが強い。
構って欲しい
やたらとミーティングの時間を勝手に入れて、意味のない時間とてってくる「時間泥棒」や、やたらとクヨクヨしてメールやチャットで「悩んでます」や「落ち込んでます」というコミュニケーションをとってくる。
他人を羨ましく思いすぎる
周りからすると圧倒的にその人より優秀な人が評価されているので、その結果は当然なのに「○○君が評価されていて、自分は評価されていない」などと考えることが多い。
周りに迷惑をかけている
上記にも上げましたが、無駄話が多く隣の席の人の「時間泥棒」をしていたり、要件も固まっていないのに、「相談」という名目で先輩や上司の「時間泥棒」をする。
ネガティブな性格
自分だけ不遇だというような思考の人が多く、悲観することい時間を使いすぎて生産的な評価されるような行動に時間を使えていない。
自信がない
やってもいないのにやれないと決めつけて行動をしない。
要領が悪い
要領が悪く、同じことをやったとしても評価される人と比べて同じ時間がかかる。
評価の上がらない仕事ばかりする
優先順位ができず、やりやすいものから手を付けてしまうので、結果が出ず評価されない。
受け身
そもそも要領が悪く、言われたこと以上のことができない。
クソ真面目
ずるいことを考えられるような人は要領よく仕事をこなそうとするが、真面目過ぎて要領が悪く時間をかけて少ないアウトプットを出してしまう。
分析したがる
論理的思考を持っていない割に、分析したがりで、結果的に行動量が圧倒的に少なくなってしまう。
行動量が少ない
頑張っている基準が評価される人より低く、「自分はこんなに頑張っているのに会社は評価してくれない」という思考になる。
自分に求められていることを勘違いしている
指示の表面的なことを捉えてしまう傾向が強く求められることを勘違いしてしなくても良い仕事をやってしまう。
仕事を断らない
頼まれた仕事は新しいものから処理してしまい、優先順位や期限を決められない。
感情タイプ
論理的に物事を考えることができずに、優先順位や選択と集中ができない。また、なぜ自分が評価されてないのかも理解ができない。
工数(時間=お金)の概念がない
人の時間にお金がかかっていることに理解ができず、時間泥棒をしてしまったり、売上と粗利だけを意識して販管費を引いたら赤字になることなど理解できていない。
本質を捉えられていない
全ての項目に共通することだが論理的に物事を考えられないので物事の本質を捉えられずに表面的なことを捉えて考え、行動してしまう。
評価されない人から抜け出すたった一つ方法
評価されない人の特徴の最後の項目にも上げましたが本質を捉えられていないことが起因して、その他の項目の特徴に出てしまっています。
ですので「本質を捉えること」が評価されない人から抜け出すための手段です。本質を捉えるということは論理的に物事を考える必要がありますので、ロジカルシンキングを身につけることが必要です。
ロジカルシンキングは生まれ持って身についているものではなく、その手法を知り、習慣化することで誰でも身につけることができるのです。
ですので、「今更私は変われない」などと思わずに書籍など沢山売られていますので、初歩的なもを読んで、「演繹法」、「帰納法」、「MECE」、「ロジックツリー」、「ピラミッドストラクチャー」などを理解しましょう。
そして思考する際の実践で、「これは演繹法で考えてみよう」などと、どの思考のフレームワークを使うか意識して考えられるようになれば、そのうち論理的に考える習慣が身につき、気がつけば行動や思考が評価される人になってきます。
まとめ
いかがでしょうか?本記事では評価されない人の特徴と、それを解決するために実践することを紹介してきました。
いずれの評価されない人の行動も、論理的な思考を持っていないことが起因していることがわかりました。
それを解決するためには論理的(ロジカル)に物事を考えて本質を捉えることで、効率的に効果のあるアクションができるようになり、結果的に評価を得られる人になるということですね。
論理的思考(ロジカルシンキング)は習得の時間に個人差はあれど、トレーニングすれば誰にでも身につきますので、今の自分を評価される自分に変えたいという方は今からでも遅くありませんので、ロジカルシンキングにチャレンジしてみてください。
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